最近買ったシリーズ。購入自体はもう一週間以上も前の話なのですけど。
メモリアノイズの流転現象
ISBN:4396208057
著者:上遠野浩平
出版:祥伝社
初版発行日:2005/10/20
定価:¥880

 こんばんは。カウンターの1500を踏んだのもこの私、ヒツジのKです。お仕事の関係で生活のリズムが規則的に不規則になり、最近ちょっと疲れ気味です。
 私のお仕事はどんなことをしているのかというと、そうですねぇ・・・世の男性諸君の性欲処理の後片付け・・・とか。これだけ言うとすごく卑猥ですが、これだけがお仕事なわけではありません。男性に限らず、女性を含めた全ての人々の欲求を満たすお手伝いをしているのです。・・・なんか、さらにアレなお仕事に思われるかもしれませんが、決してそんなわけではありませんので。ある程度以上の規模の町なら、どこにでもたいていはある健全なお店です。いや、健全とは言い切れないのがアレですが・・・ただ、誤解されそうな言い方をすればそうなるだけなわけで。別に、穴を貸したりとかそんなことはしてませんから大丈夫ですよ。何が大丈夫なのかはよくわかりませんが。

 さて、ソウルドロップシリーズの第二巻、「メモリアノイズの流転現象」について。表紙のはしっこに、「ソウルドロップ奇音録」と書かれていますが、正式なシリーズ名がついたようですね。あ、そうそう、ちろっとネタバレしますので、読みたくない人はさっさとウィンドウを閉じるなりなんなりしてください。
 ナイトウォッチ・しずるさんの各シリーズと同じく、このソウルドロップシリーズもブギーポップシリーズとの関わりがあります。主要キャラの一人の飴屋さんは、エコーズやブリックと同じく虚空牙の端末で、人間たちのことを調べて理解しようとしています。捕獲された上に機能不全だったエコーズや、故障して機能停止していたブリックとは違い、飴屋さんはきちんとお仕事をしているようです。「銀色で、とらえどころがない」というのは飴屋さんの主である虚空牙の性質そのもので、エコーズやブリックに関しても、アクシデントがなければこのように稼動していたのかもしれませんね。どの作品にも未登場の、最後の端末くんの登場はいつになるのでしょうか?
 ・・・とまあ、前作のみではこの程度だったのですが、メモリアノイズにはMPLSが登場。統和機構の影もちらほら・・・しませんが、ほんのちょろっと、顔出し程度にその存在が確認されます。私は上遠野作品というか、上遠野ワールドの展開や行く末なんかが気になって読んでいるので、こうした他シリーズとのリンクは嬉しかったりします。ナイトウォッチシリーズも、サイドストーリー集でも良いのでもう少し続いてくれたらよかったんですけど・・・
 なんか、全然感想文になってませんね。

 唐突に真・三國無双4がやりたくなってきました。明日はお仕事がお休みなので、久々にやってみよう。

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