「バナナで滑るって、そんなバナナ!?」+「ごめん、石かと思ったんだ」
 こんばんは。ヒツジのKです。
 今回もかいけつゾロリの感想文です。
 69話以降順番に感想を書いていこうと思っていたのですが、とりあえず、今回の75話の感想は先に書いておかないといけませんよね。なぜならば・・・エンディングテーマが変わったから。

だい75わ イタズラ王大ついせき
あらすじ(→http://www.zorori.jp/yokoku_before/2nd_75.html

●キャスト
ゾロリ:山寺宏一
イシシ:愛河里花子
ノシシ:くまいもとこ

ルルー:大塚周夫
おばあちゃん:さとうあい
マニィ:かないみか

黒服A:ふくまつ進紗
黒服B:佐々木誠二
黒服C:遊佐浩二
爺や:小形 満

パイロット:古島清孝
店員A:樋口あかり
店員B:森永理科

●スタッフ
キャラクターデザイン補:小林哲也/関根昌之
作画監督:芳川弥生
脚本:村田 央
絵コンテ:玉川真人
演出:岡 英和

●今週のどっきりびっくりおやじギャグコーナー
「ば」バナナで滑るって、そんなバナナ!?

●今週の原ゆたかせんせい
工事中の看板に描かれた絵。作業服でおじぎをしている。7:11ごろ。
(二列目、上から三段目参照)

 DiaryNoteの仕様変更で、アップロード画像のサイズが縮小されてしまって見づらいんですが・・・今回のみどころの感想を。
 66話で結ばれたルルー&おばあちゃんの、全編通してイチャイチャしっぱなしの熟年カップル(一列目の二〜四段目、四列目の四段目など)。チラつくたびに輝く結婚指輪の演出がニクいです。
 肉体派のルルーと知性派のおばあちゃんの組み合わせだとばかり思っていましたが、おばあちゃん、ルルーより力あるんじゃん!樽を転がすのに、ルルーは両手で放り投げたのに、おばあちゃん、片手で頭上まで持ち上げた上に、軽々と・・・(三列目の二〜三段目)。
 ゾロリせんせのセリフ「忍者ふろしき〜」(二列目の二段目)が、某未来式青色猫型機械人形のモノマネ。山ちゃんおもろすぎ。というか、脚本の村田さんの仕掛けか。
 全国のご当地アイスフェアでの試食シーン(二列目の四段目)。三人はそれぞれの好物の「あんパン・メロンパン・おにぎり」に倣って、「あんこのやつ・ゆうばりばりメロンパン味・梅干し味」を注文。三人のほおばるアイスの色がきちんと赤紫・黄色・ピンクに塗り分けられているところと、それらをほおばったあとの幸せそうな表情がGood。
 アイスフェアの売り子の二人は、次回予告では売り子さんはモーモー娘(第二シーズン17〜19話などに登場)だったはずなのですが、なぜかサイの娘さんに変更されてます(三列目一段目)。モオリン役の樋口あかりさんは出演しているようですが、ウッチ役の飯塚雅弓さんの都合がつかなかったのでしょうね・・・
 ルルーの変装も面白かったですね(三列目の四段目、四列目の一段目)。「すごいガニ股だな・・・」であっさり見破られてちょいウケ。「何という失態!何という屈辱!」は、大塚周夫さんの他の役からのパロかなぁ?どこかで聞いたことがあるようなセリフ。
 マニィちゃん再登場(右端列二段目)。かないみかさんは山寺宏一さんと実際に夫婦関係にあり、今回の隠れテーマは「夫婦」なんでしょうか?
 そして、マニィちゃんの「どうしてもお礼をしたかったの」との言葉に、どんなお礼がもらえるのかと期待するゾロリたちの妄想(四列目の三段目)。この後はいつもどおりのガッカリエンドなんですが、先週に引き続き二連続でガッカリエンドなんて、ゾロリせんせ、かわいそう(笑)。今回のマニィちゃんの再登場、そして次々回のイヌタク再登場決定により、オープニングに登場している過去キャラのアーサー、エルゼ、チンク、マルチーヌ、ゴリ丸、ガオン、にも再登場に期待が高まります。ガオン博士はメカじゃなくて本体の登場が見たいのですよ。

 さて、今回からはエンディングテーマが新しくなりました。新エンディングテーマは「ブワーッといこうぜ」です。7/29に紹介した、「かいけつゾロリ ゆめのハッスル歌謡ショー」に収録されていますので、CD化には期待しない方がいいかもしれません。
(関連→http://diarynote.jp/d/71347/20060729.html
 個人的には、この歌はあまりエンディング向きではないと思うんですね。挿入歌としても使いづらそうなので、やっぱりエンディングにしか使いどころが無いのかもしれませんが・・・やっぱり前のイシノシかぞえうたの方がよかったような。前みたいなクレイアニメだったら考えますが。
 で、ゼッコーチョー編の第25話からエンディング変更ってことは、もしかして全48話ってことですか?デンキウナギ編が終わったからエンディング変更ってだけで、本当は全50話くらいありますよね?そう信じたい・・・


 あ、それとですね。
 私、スペースワールドに行ってきたんですよ。お目当てはもちろんこれ!

ギャラクシーシアター
(→http://www.spaceworld.co.jp/attraction/galaxy2004/

 IMAXの大画面で上映される「かいけつゾロリの宇宙たんけん大さくせん」です。もう子供がいてもおかしくない年頃の私ですが、そんなカモフラージュもなく、親子連れやお子様軍団の中に頑張って見に行きましたよ。恥は無いのか恥は。

●キャスト
ゾロリ:山寺宏一
イシシ:愛河里花子
ノシシ:くまいもとこ
アーサー:保志総一郎
エルゼ:折笠富美子
?:潘 恵子
?:古島清孝
?:(ふくまつ進紗?)

●スタッフ
作画監督:加来哲郎
作画監督補:藤森雅也/?
脚本:?(TVアニメ版では見ない名前の方でした)
絵コンテ:?(同上)
演出:?(多分同上)

※パンフレットが無かったので、上記のキャスト・スタッフ表記はうろおぼえの記憶で書き起しました。
 キャストの下三人については、正確な役名表記が思い出せないので?としています。
 八人目の出演者はたしかふくまつさんだったような気がしますが、自信がないので( )つけときます。
 もう一人の作画監督補は、関根昌之さんだったか古沢英明さんだったかな気がしますが、やっぱり自信が無いので?をつけておきます。

 感想は、素晴らしいの一言。TVシリーズのスタッフ名では見たことないのに、よくここまでおもしろい脚本を書いてくれた!と拍手を送りたい、脚本家の○○○○○さん。名前が漢字で五文字ってことしか覚えてないですが。
 作画も良かったです。採点するならニジュウマルの出来栄え。劇場版を彷彿とさせる丁寧な描写と、IMAXの立体錯視の組み合わせに、思わず作品世界に引き込まれてしまいます。
 ゲストキャラのデザインもなかなか良いです。宇宙的な感じはそう強くはなかったですが、ゾロリ的な服飾デザイン・生物デザインは、シリーズ他作品との違和感も無く感じられました。
 今回のゾロリの悪党っぷりは、ここ最近のTV版の善人っぷりへの不満が募ってる人には爽快でしょう。ただ、アーサーの扱いがちょっと酷いかも。「ごめん、石かと思ったんだ」って、いくらなんでもそんな非道徳的なセリフをアーサーに言わせるなんて、ちょっとかわいそう。
 オチはいつものようなあんな感じ。「ああ、やっぱりそうなっちゃうのね」「これでこそゾロリだよね」みたいな、展開が読めちゃうんですけど、そうならざるを得ない、まあ、言ってみれば必然的なシメでしたね。
 不満点を挙げるなら、原せんせいがいなかったこと、せっかくなんだからアーサーとエルゼには別コスチュームを用意してあげればよかったんじゃないかなってことと、ラスト付近のノシシのセリフを「いや〜、オラ昔■■作りの内職してたことがあっただよ」とかにしてくた方が私好みであるというくらいですか。
 あとは、ソフト化に期待ですかね。DVDゼッコーチョー編16巻の映像特典とかに、ぜひ収録してほしいですが・・・その前に!上映期間は残りわずかなので、近くなくてもぜひ足を運んでみてください。



 あ、おみやげないからね。

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