ブギーポップは笑わない
著者:上遠野浩平
ISBN:4840208042
出版:メディアワークス
発売日:1998/02
定価:¥578

 こんばんは。冷気耐性の低いヒツジのKです。
 もうそろそろ11月も終わりです。寒くなると、空気が乾燥して、肌・・・特に頬がガサガサになります。何か塗ればよいのでしょうが、時間が無い時は何もできずにそのまま出勤します。そして、たいていは時間がないまま出勤です。確実に肌へのダメージが蓄積していきます。
 まあ、それだけならまだいいんですが、毎年この時期になると、鼻が切れて痛いです。右の鼻の穴の内側が裂けるんです。で、かさぶたできる→ウザいのではがす→血が出る→かさぶたできる→春が来るまでエンドレス。何か薬でも塗ったほうがいいんですかね。切れるなよチクショウ。

 なんか私、今日は一日、ずっと機嫌が悪かったようです。接客スマイルでニコニコしてたはずなんですけどねえ。何にイラついてたのか、自分でもあんまりわかりません。そもそも、本当に機嫌が悪かったのかどうかも自覚がありません。けど、人からそう言われたのなら、きっとそうなのでしょう。まあ、もうどうでもいいや。

 タブレットを久々に握ってお絵かきしてたんですが(HOMEの絵板参照)、あれらは家族のPCから描いたものです。私のPCにもタブレットは繋げるんですが、処理速度の関係から、なんだか線がカクカクして、挙動不審なのです。早く新しいPCを買って、適当なお絵かき用のソフト入れたいんですが、その前に就職が先です。とか言いつつ、秋から何もしてないような気がします。やったことと言えば、スーツを一着買っただけ。しかも、二万もしない安物。こんな呑気で大丈夫なんだろうか、私は。大丈夫なわけないんですけど。
 今日描いたブギーポップは、ラノベ界ではかなりの大物シリーズで、私も全巻持っています。しかし、鎖を描くのが苦手で、イラストはあんまり描いたことがないんです。雰囲気もあんまり出せないし。模写が苦手なので、アニメやマンガのキャラを描く時には、せめて「なるべく自分の画風で描く」って決めてるんですが・・・このブギーポップというキャラ、原作の表現では、化粧で白っぽい顔に黒のルージュって感じだったはず。あと、目の回りに黒い隈取りとかなんとか。緒方剛志さんのイラストのイメージで定着してるので、そんなので描いちゃうと、自分でもブギーだって認識できなくなっちゃうですよ。いつかそんなブギーも描いてみたいですが、さらに「地面から伸びた筒のようなシルエット」「帽子やマントにじゃらじゃらと鎖やらメダルやら」「笑っているような怒っているような、左右非対称の表情」とかって・・・
 無理。多分。

 ブギーポップのこと。
屋上で奇妙な怪人と出会った少年の話、心に傷を負った少女と魔女の話、人食いの怪物に魅入られた少年の話、恋する少女と少年たちの話、風紀委員の話。学園を舞台にした5つの話が絡み合い、「世界の敵」と「世界の敵の敵」の話を紡ぐ。上遠野浩平デビュー作、ブギーポップシリーズ弟一弾。
 しかし、このシリーズは1998年から続いてるんですか。絵買いで出会って、読んで「なんじゃこりゃあ!?」って衝撃を受けて、そのままずーっとファンやってますが。アニメになったり映画になったりしましたけど、やっぱり原作が一番だな・・・
 私は、このシリーズのどこに魅力を感じるんだろう?漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のように、洋楽を能力名のルーツに持つキャラたちとか、その能力とか、シリーズ全巻を通して複雑に絡み合う人間関係とか、意味深なセリフの数々とか。まあ、何らかの要素が私の中の何かに共鳴して惹きつけられているのでしょう。よくわかんないのですけど。
 それより、早く次のブギーが読みたいんですがー。


 ところで、私の持ってる初版本には、「第五話 ハートブレイカー」の見出しが「第五話 君と星空を」と誤植されてるのですが、これは最近の版では修正されているのでしょうか?